マンションやビルなど、建物の大規模修繕工事は十数年に1回のペースで行い、そのための計画や費用積立を必要とします。決して安くはない費用ですが、費用と計画のデメリット以上にメリットのあることです。大規模修繕工事のメリットについて解説します。

建物の安全性が向上する

建物の安全性が向上する

大規模修繕工事のメリットは、第一に「建物の安全性が向上する」ことにあります。建物は、新築の頃は万全な状態であっても、時間の経過に従って様々な箇所が老朽化していきます。

地震などの災害によって倒壊しやすくなる恐れもありますが、大規模修繕工事を行うことによって、建物が抱えている老朽化の問題を改善できます。居住者側は、万が一の災害に備えて対処できる、安心して住めるという安心感につながります。

建物の居住性や利便性が向上する

第二のメリットは「居住性や利便性が向上する」ことです。建築当初は最新の建物も、十数年と長い時間住み続けることで、最新の建物とは比べ物にならないほど古い設備になってしまいます。

けれども、大規模修繕工事をきっかけに、老朽化や破損とは別に、建物の居住性・利便性を改善する工事を行うこともあります。例えば「バリアフリー工事」や「セキュリティ工事」が挙げられますが、これらの工事を行うことによって、今より住みやすい建物に変わります。長く住むことを考えると、少しでも住みやすい環境に変えることには大きなメリットがあると言えます。

建物の資産価値の維持・向上につながる

建物の資産価値の維持・向上につながる

第三のメリットは「資産価値の維持および向上につながる」ことです。老朽化した建物の資産価値は、時間が経つにつれて徐々に低下してしまいます。もしも、老朽化や破損などが原因で事故が起きた場合、資産価値が大きく下がってしまうケースもあります。

けれども、大規模修繕工事を行うことによって、老朽化による資産価値の低下を避けられます。また、バリアフリー工事で居住性・利便性を高めることで、資産価値をアップできる点も魅力です。

大規模修繕工事には費用がかかりますが、安全性・利便性・資産価値の向上というメリットの大きい内容です。神奈川県でマンションの大規模修繕・改修工事をお考えでしたら、神奈川県横浜市にある株式会社創和三幸設計にご相談ください。

調査から施工までのコンサルティングをトータルサポートいたします。神奈川県でマンションやビルといった建物の補修工事・長期修繕計画の作成でお悩みの際は、お問い合わせください。