耐震診断によって得られた結果が、目標とするIs値に満たないなどの場合、建物用途によっては耐震補強などが求められる場合があります。この際、建物の現状や改修工事に許される条件に応じ、耐震補強工事をするための設計を行います。
建物の使用者が居ながら(建物を利用しながら)の改修工事を行うことが多く、工事騒音などの近隣環境へ及ぼす影響、資材の搬入、仮置きスペース、重機やクレーンの設置、養生、復旧方法なに加え、安全性を考慮すべき内容が多い設計です。
業者選定、スケジュール調整、監理、検査など一般の新築建物と同じ経緯・対応を行います。