◆安心・安全・快適アンケートの活用

~マボリシーハイツ第三期~

◆設計方針

安心・安全・快適アンケートの結果を生かした設計と二酸化炭素排出量削減事業の活用。

◎塩害環境下の躯体補修と腐食しやすい鉄部材の徹底更生。

鉄部の劣化した旧塗膜を2種ケレンにより徹底除去したのち、塗装に高耐久塗料を採用し、この性能を十分に発揮するため塗膜硬化後の電磁膜厚計による管理の他、施工中にはメーカー技術者の協力を得てウェット膜厚を管理した。

◎機械固定式塩ビシート防水工事では、固定用アンカーの抜けが見受けられたことからアンカーピッチ変更。

◎安全・安心・快適アンケートの結果からサッシ全面改修。

◎サッシにLow-Eペアガラスを採用することで環境省による二酸化炭素排出量削減事業を活用し、1.46億円の補助金や、固定資産税減税(3年間)を実現。

◎サッシ改修でCO2排出量削減69.9t

1町村の排出削減目標に相当。

◎色彩検討委員会を設立し、入念な検討を重ねた結果、第2回よこすか都市景観協議会賞受賞。

~上から3番目の物件~

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「次世代型アルミサッシ導入モデル事業&大規模改修工事/ 西部郊外マンションマボリシーハイツ第三期管理組合

本活動は、住環境改善に向けての事業ですが、施設の外壁塗替えに際しては、周辺環境を配慮し併せて棟ごとの建築意匠にもあった色彩を計画するなど、マボリシーハイツ地区のシンボル的な建物群として再整備しています。
また、次世代のための環境にも配慮し、未来に受け継ぐまちづくり活動として、受賞するにふさわしいものです。」

この現場では、技術誌「防水ジャーナル」誌に「建築物に錆が及ぼす悪影響と対応策」という記事を寄稿しました。